3才娘はキャンプを楽しめるようになったのか
初めてのキャンプの夜、3才娘は言いました。「早く帰ろうよー」と。
親として不甲斐なく、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました...。
思い返せば、確かに娘にとってはつまらないキャンプだったかもしれません。
(ちなみに、娘は自然が苦手なタイプとかではなく、好きな方)
最初のキャンプのカオスっぷり笑
それから月1ペースでキャンプに行き始めて1年弱。親は娘に楽しんでもらえるよう試行錯誤し、娘は親の予想を超える楽しみ方をしてくれるようになりました。
「キャンプは育児にいい」とはよく言われますし、結果的には娘も親も成長できていると思いますが、我々親が超絶インドア派でアウトドアに不慣れだったこともあり、最初から「キャンプめっちゃ楽しい!さいこー!」って感じではなかったので、試行錯誤した(まだしてる)ポイントを振り返っておこうかと思います。
試行錯誤その1:キャンプ場・サイト選び
最初の頃は、娘が間違いなく楽しめるようにと「遊具あり」のキャンプ場を探していました。しかし、テントから遊具が遠かったり、周りがテントだらけだったりすると、結局は退屈する時間が多くなってしまいました。
なので、できるだけ自サイト近くにこどもが楽しめるものがある場所がいいなと思うようになりました。例えば、川があれば石を投げるだけで楽しいし、ロフト付きバンガローなら昇り降りが楽しいらしく。何が楽しいかは年齢とともに変わっていくのかもしれませんが。
キャンプ前日にこの網を渡したら予想を超える大興奮ぶりで、着いたらすぐ網を持って川に走り、びしょびしょになってました。網はレビュー通り壊れやすそうですが、娘のテンション上げるには充分でした。ありがとう網!(ちなみに何も獲れなかった)
試行錯誤その2:着いたらすぐ娘が遊べるように、設営は1人で
キャンプ場に到着したら親としては「よっしゃー設営するぞー」となるのですが、長時間車に乗っていた娘は、新しい場所を今すぐ駆け回りたい。なので、親の一方が娘に付き合って遊びに行き、残った方が1人で設営をする、という段取りが定着してきました。
そのため、1人でも設営ができるテントを選んで正解でした。モンベルのクロノスキャビンは、身長150cm無い私が設営できる簡単さ・軽量さ・天井の低さをポイントに選びました。
試行錯誤その3:食事中のアクティビティ
大人だけのキャンプの場合、大半が食事関連の時間であり、キャンプの醍醐味でもあります。しかし、娘の場合、家でも食卓に座っていられるのはせいぜい数分。調理手伝いも、一瞬だけやってすぐ飽きる。キャンプだからといって突然楽しめるわけではありませんでした。
最初は色々と工夫してみたものの、最近は目の届くところで楽しんでくれればいい、という方向性に変わりました...一緒に調理や食事を楽しめるようになるまで焦らずゆっくり見守ろうと思います。
この時は、絵の具作戦。水で落とせる絵の具で石にペイントして遊んでもらいました。大人にはとてもできない大胆な絵の具の使い方に爆笑しつつ、食事の準備をしました。
このクレヨラの絵の具、水で溶かなくてもOKなので準備が楽ちん。またリピートしそう。
試行錯誤その4:動画でキャンプの楽しさを知る
試行錯誤、というより結果的に良かったのですが、芸人さんのキャンプ動画をみせてみると思いのほか食いつきが良く、観ているうちに興味がわいてきたようで、焚き火のための小枝を集めたり、以前は見向きもしなかった焚き火台に近づくようになりました。この進歩にはかなり感激しました!一緒に焚き火を楽しめる未来がみえてきた...。ちなみに最近はじゅんいちダビッドソン氏がお気に入りです笑
キャンプ場で遊んでいる他所のこどもたちはとても楽しそうにみえて、羨ましく思ったりもしますが、きっと、親御さんがばっちり準備とフォローをしているからこその笑顔なんだろうなと。私も精進したいと思います...!
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