[保育士試験] 筆記試験を半年で独学一発合格した道のりと反省点
去年の今ごろは、保育士資格取得にチャレンジするかどうか迷っていたなぁ...。
そんな私が保育士試験になんとかぎりぎり一発合格したので、合格までの道のりと反省点を記録したいと思います。受験される方、するか迷っている方の参考になれば幸いです。
この記事では筆記試験について。
ちなみに、受験を決めた時点での私の保育に関するスペックは、保育に関する教育を受けた経験なし・放課後等デイサービスでのパート数ヶ月・育児経験4年、です。ほぼほぼゼロからのスタートですね。
ただ、育児経験(を経て得た知識)はそこそこアドバンテージになりました。乳児の頃なんかは睡眠時間削って発達過程やら病気の対処やら離乳食のことやら利用できる施設やら必死に調べますよね。その時期に得た知識...だけでは受かりませんが、かなり助かりました。
2021年11月中旬
勉強開始。まずはテキストにひと通り目を通そうと読み始める。この時点では「テキストを2〜3ヶ月で読んで、後は過去問やりつつ復習して覚えよう!」と思ってました。上巻テキストが読みきれなかったら受験あきらめよう、とも思ってた気がします。
このシリーズ。2023年度版はこちらですね。
「社会福祉」「こども家庭福祉」の法律や制度の話などはなかなか読み進めることができず、思いの外時間がかかりました...。
2022年1月初旬
予定よりかなり遅れてテキスト上巻を読み終わる。下巻にとりかかる。
この時点で上巻科目(社会福祉・子ども家庭福祉・保育の心理学・子どもの保健)の過去問を解いてみる。6割前後取れたので、おっ意外といける?と勘違いして後に後悔する。
2022年3月末
筆記試験まで1ヶ月を切ったのに、下巻が読み終わらない。下巻の科目、特に「教育原理」「社会的養護」が重い。後にこの2科目が難関だと知る。
「保育実習理論」の音楽については、ピアノやギターの経験があり、楽譜読めて簡単なコードなら分かる程度の前知識がある状態でした。
2022年4月上旬
このままでは間に合わない!とテキスト読みと並行してネットに掲載されている過去問をひたすら解き始める。
過去問を解き始めると暗記ポイントが分かってくるので、もっと早く数をこなせばよかった、と後悔。「教育原理」と「社会的養護」の一問あたりの配点が高いことになんとこの時点で気づき(笑)、青ざめる。
試験1週間前
「教育原理」「社会的養護」「子ども家庭福祉」が6割を切りそうだったので、この3科目を中心に、とはいえ他の科目も余裕ではないので全部の科目について、ひたすら過去問を解いてはテキスト復習。
電車移動中にはこのアプリ。とにかく数をこなせるのがよかったです。
すきま時間の勉強用の問題集。なんとなく、違う出版社だと着眼ポイントが違っていいかもと思ってこれにしました。全部はやりませんでしたが、各科目のポイントがコンパクトにまとまっているので、試験と試験の間などに目を通していました。
受験中はしんどすぎて(まる二日間試験っていう状況が)「また受けに来るの絶対やだ!なんとしても今回で受かってやる!」という気持ちで空き時間は必死にテキスト読み返してました。
結果は…
教育原理、6割ぎりぎり!他も全く余裕のない点数ですね。
もっと余裕を持って受かるための反省点をまとめると、
- テキストを読み終わってなくても過去問解いてみればよかった。むしろ読み始める前にひと通りやってみればよかった。過去問はたくさんあるので消化を惜しまない。
- 独学なので、最新情報や難関科目を把握するために、twitterで保育士試験に関するトピックをフォローしておけばよかった(私は試験直前に不安になってチェックし始めた)。
- 教育原理と社会的養護は早めに対策しておけばよかった!
これらを実行していれば、もう少し点数良かった、かもしれません...。
筆記試験を終え、ギリ合格してるかも!という感触だったので、合否判定前に実技試験の準備を始めました(筆記試験までは実技準備は一切やってませんでした)。
次回は実技試験についても書こうと思います。